北京-雄安新区都市間鉄道(京雄都市間鉄道)の北京大興空港から雄安新区区間の運行が12月27日に開始され、北京-雄安新区都市間鉄道の全線が開通し、雄安駅の営業使用が始まりました。
中国共産党人民日報の報道によりますと、12月27日に京雄都市間鉄道の大興空港から雄安新区区間の運行が開始され、2019年9月26日に開通していた北京西ー大興空港区間と合わせて、北京西ー雄安新区区間の全線が開通しました。
北京西から雄安新区区間の総延長は91kmで、今回開通した大興空港から雄安新区までは59kmあり、大興空港、固安東、霸州北、雄安の4駅で構成されています。
京雄都市間鉄道全線開通により北京西駅から雄安新区までの最速移動時間は50分、大興空港から雄安新区までの最速移動時間は19分です。
京雄都市間鉄道全線開通と同時に営業を開始した雄安駅は、13ホーム23路線、総建築面積475,200平方メートル(東京駅の10倍)です。
駅舎の外観は「緑蓮露」をデザインテーマとし、水滴のような楕円形の形状の屋根を採用しています。
雄安新区は、河北省に2017年4月1日に設置された国家級新区で、深圳経済特区、浦東新区に続く、習近平政権肝いりの「千年大計」と呼ばれている国家プロジェクトです。
最先端のテクノロジー企業や研究機関を集積する計画で、130kmほど離れた北京市の非首都機能(教育、医療、行政機関の一部)移転の集中的な受け入れ先となる予定で、将来的にはテンセントやアリババなどの中国国内の大手IT企業の進出が予定されています。2050年には人口1000万人の都市にする計画です。
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参考記事 *>s
重磅!京雄城际铁路12月27日全线开通
http*://bit.ly/37OASXg