黄大仙の blog

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海上戦闘力における米中競争 戦闘艦数では中国海軍が米国海軍を37艘も上回っている。

米議会調査局は、2020年現在中国が合計333隻の海軍戦闘艦を保有していると発表しました。一方、米軍の戦闘艦は296隻で、中国よりも37隻少なくなっています。しかも米軍は補助艦や支援艦の数字を含んでいるが、中国の数字にはこれらの艦船は含まれていないと述べています。

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   フランス政府設立の国際メディアであるrfiの報道によりますと、米議会調査局は、米軍と中国人民解放軍の海軍戦力を比較した最新情報を毎月提供していますが、2020年現在中国が合計333隻の海軍戦闘艦を保有し、米軍の戦闘艦は296隻に過ぎないと報告しました。

 

  2005年以降の15年間で、中国海軍の戦闘艦は117隻増加したのに対して、米軍は112隻減少しました。中国戦闘艦は2040年までに90隻以上の軍艦を追加する計画と伝えられています。

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  2005年の中国軍の戦闘艦は216隻で、その後15年間で117隻増加しています。特に2013年の中国の習近平国家主席の政権になってからの7年間では、60隻増(22%増)となっています。

 

  これに対し、米海軍は旧型戦闘艦の退役などにより、戦闘艦数が112隻減少している。中国は2015年に戦闘艦の数で初めて米国を追い越し、それ以来そのリードを維持しています。

 

  2015年の中米の差は中国が米国を5隻上回っていただけですが、今年2020年には差は37隻に増えています。

 

  一般的には、米海軍が技術や戦闘経験の面で中国海軍に勝っていると考えられていますが、中国が急速に海軍力を強化していく中で、米海軍と中国海軍の差はさらに縮まっていくと分析されています。

 

  米国防総省は、2040年までの20年間に空母4隻、弾道ミサイル潜水艦6隻、原子力潜水艦10隻を含む合計94隻の戦闘艦を追加すると予測しています。

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  中国は事実上迎撃不可能な超音速ミサイル東風-17や、「空母キラー」と呼ばれるDF-26弾道ミサイルの配備を進め、陸上から太平洋への攻撃力を強化していますが、戦闘艦の増強により、本気で米国に代わって覇権国になろうとしているようです。

 

  国際治安支援部隊ISAF)司令官およびアフガン駐留軍司令官を務めたことのあるスタンリー・マクリスタル元大将は、米メディアのインタビューで、「中国の軍事力は想像を絶する勢いで伸びている」と懸念を表明しています。

 

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<rfi>中美海上较量 中国战舰多超美国战舰37

http*://bit.ly/3pcCPlX