中国共産党が密かに新型コロナウイルスの起源を調査　習近平が直接指揮

中国共産党は新型コロナウイルスの起源についての調査を厳しくコントロールしている一方で、中国国外から来た可能性があるという説を積極的に推し進めています。中国共産党幹部が新型コロナウイルスの起源の秘密捜査を命じたことを示す内部文書が発覚しました。

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　　昨年の12月1日に、中国南部にある「コウモリの洞窟」を訪れようとしたAP通信社の記者団が、私服警官に追いかけられ、鉱山である洞窟への道を複数台の警察車両で塞がれました。

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　　AP通信が入手した内部文書によると、中国共産党幹部が新型コロナウイルスの起源の秘密捜査を命じたこと、新型コロナウイルスに関連するすべての研究が厳重に管理されていること、コウモリの巣のウイルスを探している科学者が採取したサンプルが警察に没収されていることが明らかになりました。

　　BBCは以前、雲南省通關鎮の廃銅山を調査に行った際、一般人に扮した人々によって道路が封鎖されていたと報じました。

　　フランスのル・モンド紙は、この鉱山は、中国科学院武漢ウイルス研究所P4研究室の石正麗氏のグループがコウモリからサンプルを採取した鉱山であると報じました。

　　2012年に雲南省通關鎮のその鉱山で、コウモリの糞にまみれて2週間働いた6名の坑夫が、一種の肺炎ウイルスに感染し、4名が治癒せずに死亡しました。

　　科学者たちは新型コロナウイルスは、2012年に通關鎮を襲ったウイルスに顕著な類似性を示していることを発見しました。

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　　中国雲南省通關鎮のこの地域は、新型コロナウイルスの起源への手がかりがあるために、科学者の間で高い関心を集めていますが、それは政治的な感度と秘密のために、情報のブラックホールになっているとAP通信は伝えています。

　　最近この地域を訪れたコウモリ調査チームが、なんとか採取したサンプルは当局に没収されたと伝えられています。

　　中国政府は、ウイルスの起源を探している科学者に数十万ドルの資金を提供していますが、データや研究成果の公開は、習近平直属の内閣レベルの作業部会で承認されることを義務づけています。

f:id:deepredrose:20210103101041j:plain 　　中国疾病預防控制中心に近い公衆衛生の専門家は、中国当局は「信頼でき、コントロールできる」人々だけを選択し、軍を中心に作業を進めていますが、公開できるかどうかは、具体的な調査結果がどうなるかにかかっていると述べています。