在中国カナダ大使館の職員が「武漢蝙蝠」のロゴ入りTシャツを注文していました。 中国外交部はカナダ側に、直ちに徹底的に調査し、中国側に明確な説明をするよう要求しました。
中国メディアの環球時報の報道によりますと、昨年7月に在中国カナダ大使館が、武漢のコウモリの模様をあしらったTシャツを、オンラインストアに注文していたことを店長がWeChatに投稿しました。
中国外交部は1日、在中国カナダ大使館に対して直ちに徹底的に調査し、中国側に明確な説明を行うよう要求する重大な申し入れを行ったと発表しました。
WeChatに投稿したオンラインストアの店長が明らかにしたところによりますと、2020年5月、「チャド・ハンスラー」と名乗る者が、WeChatを通じてTシャツを特注したいと連絡してきたと言います。
7月に入って「チャド・ハンスラー」は、Tシャツにプリントする柄の見本を送ってきましたが、それはコウモリにアルファベットで「WUHAN」と書かれた図柄でした。
Tシャツの図案 「WUHAN」は武漢の中国語読み
これを見たオンラインストアの店長は、「武漢の人々がコウモリを食べると決めつけた侮辱だ」と感じ、材料不足を理由に何度か注文を断わりました。
「チャド・ハンスラー」に「材料が手に入るまで待つし、代金は一括で支払う」と説得され、新型コロナ流行による不況に苦しんでいたオンラインストアの店長は受けることにしました。
その後店長は、サンプルを数着作成し、送付先を尋ねたところ、送られてきた住所には、「カナダ大使館北2号門」の文字が入っていました。
店長が指定の住所にサンプルを送ったところ、「チャド・ハンスラー」は出来栄えに満足し、大量に発注したいと伝えて来ました。
店長がこの事実をWeChatに投稿したことを、香港メディアが1月26日に報じると、中国外交部の王文斌報道官は2月1日の定例記者会見で、「関係者は在中国カナダ大使館の外交官として、その身分に著しく反する行為を行い、またカナダ政府の一貫した立場からも逸脱している」と述べました。
王文斌報道官は続けて、「これに衝撃を受けた中国は、在中国カナダ大使館に重大な陳情を行い、カナダ側が直ちに徹底的に調査し、中国に明確な説明を行うよう要請している」と発表しました。
中国が「武漢と蝙蝠」の構図にここまで反応するとは、過剰反応では無いかと思ってしまいますが、何か触れてほしくない隠し事でもあるのでしょうか?
[あわせて読みたい記事]
参考記事 *>s
<环球网>加驻华使馆工作人员被实名举报曾定制带武汉蝙蝠图案文化衫,中国外交部痛斥!
http*://bit.ly/3cF6Qb0