中国外交部の趙立堅報道官がやっちまった!公式Twitterアカウントに投稿した地図が、台湾が中国から独立していたり、カシミールやチベット南部がインドに所属したりしていました。中国国内SNSでは「中国への侮辱」「台湾独立派」と非難されました。
米国に拠点を置く、世界中の華人向けメディア世界新聞網の記事より。
趙立堅報道官は、『中国の環境汚染は深刻』とする非難に反論するため、公式Twitterアカウントに森林面積の変化を示す世界地図を投稿しました。
国際連合食糧農業機関(FAO)の資料から引用した世界地図では、中国と台湾を分けて表示していたり、カシミールやチベット南部をインド領としていたりしていました。
投稿に使われた地図では、中国が緑、台湾が白で表示されており、中国と台湾を別の国として区別していました。
また、インドとの国境地域では、中国が実効支配するカシミールのアクサイチン地方と、インドと中国とが領有権主張するチベット南部アルナーチャルプラデーシュ州が、インド領として表示されていました。
中国のSNS微博の「紅蓮の蛍VIII」は、趙立堅報道官のツイートを見つけ、地図が「間違っている」と投稿し、「上級官僚がこのようなミスをするとは何事か」と怒りの批判をしています。
紅蓮の蛍VIIIの投稿を見た他のネットユーザーからの反応は、
「このような低俗で耐えがたいミスを犯した外交官として、国民に説明すべきではないのか!」
「中国への侮辱だ」
「恥じ晒し」
「もし企業がこんなことをしたら、高額の罰金が科せられただろう」
「立堅ちゃんは、蒼井空の見過ぎだ」
(注:蒼井空さんは、中国で大人気だった日本のセクシー女優)
趙立堅報道官のツイートは既に削除されていますが、スクショはネットに拡散しています。
趙立堅報道官の身に何事もなければ良いのですが、と願って止みません。習近平総書記は容赦ないからね。。。。
「たかが地図、されど地図」。自国の領土領海を地図ではっきりさせることは大切なことです。
もし日本の閣僚や官僚が「竹島は韓国領」「北方領土はロシア領」「尖閣諸島は中国領」とする地図をSNSに投稿すれば非難轟々でしょう。投獄まではされないでしょうけど。
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参考記事
<世界新聞網>赵立坚发中国地图不含台湾 挨批「辱华」
http*://bit.ly/3n6PFo4