黄大仙の blog

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蔡英文:台湾の準備が整えば、北京が事を進める可能性は低くなる

中国共産党第二十回全国代表大会後の中国の権威主義の拡張に直面し、蔡英文台湾総統民進党主席として、「我々がよりよく備えれば、北京が事を進める可能性は小さくなり、我々がより団結すれば、より強く安全な台湾になる」と発言しました。

  米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。

台湾海峡の安全はアジアの安全

  蔡英文総統は、「四つの堅持」に立脚し「四大靱性」を引き続き強化することが台湾の立場であり、「台湾の立場は非常に強固であり、領土主権が損なわれることはなく、民主主義と自由が損なわれることはなく、お互いに戦うことは、海峡の両岸にとって間違いなく選択肢ではない」と強調しました。

 

[注釈]四つの堅持とは

「自由で民主的な憲政体制を堅持」

中華民国中華人民共和国が互いに隷属していないことを堅持」

「主権の侵犯と併呑は許さないことを堅持」

中華民国台湾の前途はすべての国民の意思に従うことを堅持」

 

 

  蔡英文総統は改めて、理性、平等、相互尊重に基づき、台湾海峡の平和と安定を維持するために、北京当局と協力して相互に受け入れられる方法を模索する意向を表明しました。台湾海峡と地域の平和と安定を維持することは、双方の共通の責任だと強調しました。

 

  蔡英文総統は、中国の権威主義的な拡張に直面して、「私たちが準備すればするほど、北京が事を進める可能性は低くなり、私たちが団結すればするほど、台湾はより強く、より安全になる」と強調しました。

 

  「中国共産党第二十回全国代表大会と違うのは、民主的な台湾では、国民一人ひとりが自分の将来を決める神聖な一票を手にしていることだ」

 

  一方、台湾の大陸委員会邱垂正副主席は、「新しい時代は新しい考え方を必要とし、健全な両岸交流を期待する」と、台湾立法院中国共産党新体制に対し、平和的、合理的、現実的な方法で両岸の相違を解決するよう呼びかけるよう促しました。

 

  北京の台湾事務局が「両岸関係の行く末を決めるのは民進党だ」と台湾を牽制したことに対して、邱垂正氏は、中国大陸が政治的前提や軍事的な威嚇・強制を行うことが、台湾海峡地域の最大の不安定要因であると指摘しました。

 

  米国のアントニー・ブリンケン国務長官が、「中国はもはや現状を受け入れないかもしれない」と発言したことに対し、邱垂正氏は、「台湾は引き続き自衛能力を強化し、志を同じくする国々と協力して、台湾海峡地域の平和と安定のために責任ある積極的な役割を果たす」と述べました。

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  邱垂正氏の言う「志を同じくする国々」に日本は入るのでしょうか?


 

参考記事

<自由亜州電台>蔡英文:台湾越是做好准 北京冒进的机率就越小

https://bit.ly/3DE07va

<博訊新聞網>蔡英文:台湾越是做好准 北京冒进的机率就越小

https://bit.ly/3TZJorC