国際的なハッカー集団アノニマスが10月29日、中国応急管理部と北京に拠点を置く民間の商業衛星会社「Mino Space」のウェブサイトをハッキングしました。中国がウィキペディアのページを検閲し、破損したことへの報復とされています。
米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。
ウィキペディアのアノニマスの活動に関するウィキペディアのページは、中国の工作員と思われる人物によって大幅に削除されたため、アノニマスが中国のウェブページへ報復としてハッキングを 行いました。
中国の応急管理部のページは改ざんにより、台湾の国旗、蔡英文総統、習近平のプーさんの風刺画などの画像が表示されました。
9月下旬、政府のウェブサイト、農業管理システム、炭鉱の安全性インターフェース、原子力発電所のインターフェース、衛星のインターフェースなどがハッキングされ大幅に改竄される事件が起きました。
改ざんでは「検証の失敗」、「信頼できないソース」を理由とした削除が行われましたが、削除を仕掛けた編集者の一人である「チムニー・スイーパ」は、偽装されたアカウントであることが後に判明していいます。
アノニマスの代表者である "Allez-opi_omi “は、この改ざんに代表される突然の恣意的な編集は、中国の影響力キャンペーンの一環である疑いがあると述べています。
例えば、中国の建国記念日(10月1日)には、ウィキペディアのユーザー「Genabab」が台湾の地位を『国家』から『一部承認国』に変更しましたが、「Genabab」は中国政府に操られた『五毛党』であると避難されています。
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サイバー空間のことは、日本のマスコミはほとんど扱いませんが、米中はもちろんのこと、ロシアも北朝鮮など世界中で火花の散る戦いが繰り広げられています。
バックドア付きの通信機器や監視カメラを使うことは危険な行為です。
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参考記事
<自由亜州電台>黑客入侵中国应急管理网站 报复维基页面内容被删
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これは「ハッカー」じゃなくて「ハッカ」やんか!!