黄大仙の blog

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『中国人ではない、香港人、台湾人だ』 香港・台湾からのカナダ新移民は強いアイデンティティを持っている

カナダの最新の国勢調査データでは、台湾からの移民の98%が自らを「台湾人」と称し、香港からの移民の38%が「香港人」と称しています。今回初めて「香港人」という選択肢が設けられましたが、台湾や香港からの移民は「台湾人」「香港人」であるという意識が強いため、今後もこの数値は上昇し続けるだろうと見られています。

  米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。

自分は「香港人」とする香港からの移民が増えています。

  カナダ統計局は、5年ごとに大規模な国勢調査を実施しています。 昨年の国勢調査では、「民族・文化的出身」の項目に初めて「香港人」が入りました。

 

  高校時代に両親と共にカナダに移住した陳亚力さんは、カナダに10年以上住んでいますが、迷わず「香港人」を選んだといいます。香港の年長者は習慣なのか「Chinese」(中国人/華人)を選ぶ人が多く、香港にいても香港人と中国人の違いはほとんど考えいといいます。 

 

  陳亚力さんは、「これは民族的アイデンティティーの問題です。以前は漠然としていて、自分がどの民族グループに属しているのか考えていませんでした。そのアイデンティティを本当に確認できたのは2012年以降なのです。」と述べています。

 

  カナダ市民協会会長の董達成氏は、「古い香港移民は、中国の土地とのつながりや親近感から、自分たちは中国人だと感じていたでしょうが、ここ数年の香港移民は違っていて、中国の香港支配の仕方に納得がいかず海外に出たため、香港人としてのアイデンティティをより強調したいのでしょう。」と述べています。

 

  国勢調査によると、「香港人」と答えた香港移民は81,680人で、香港で生まれた移民総数213,855人の38%にあたります。ちなみに台湾で生まれた移民の98%が自らを「台湾人」と答えています。

 

  人口動態や民族の影響について長年研究しているブリティッシュ・コロンビア大学社会学部の殷妙仲教授は、この2つの数字の大きな違いについて、「38%という数字は、国勢調査で初めて「香港人」が選択肢となり、それを知らずに直感的に「中国人」を選んだ人が多かったのではないか」と分析しています。

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  上海在住の友人は中国人と言われると怒り狂って自分は「上海人」だと主張します。さすが「中国の嫌われ者上海人」だけありますね。

 

  彼ら上海人曰く、「みんなが上海人を嫌っているのは知ってるよ。でもそんなのどうでもいいよ、だって私は上海人なんだから」

 

  誇り高き上海人に拍手

参考記事

<自由亜州電台>不是中国人 加拿大港台新移民自我认同感强化

https://bit.ly/3fgvPWa

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