黄大仙の blog

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バイデン大統領が「中国は台湾を侵略しない」と発言 中国外交部の反応

バイデン米大統領が「経済的な課題があるため、中国は台湾に対して武力を行使しない。」と述べたことに対し、中国外交部の毛寧報道官は、「台湾問題は、いかなる外部からの干渉も許さない。」と強調しました。

  中国国内ニュースサイト百度新聞に掲載された記事より。

記者の質問に答える中国外交部の毛寧報道官

  中国外交部の毛寧報道官は定例記者会見で、海外メディアの質問を受け、回答しました。

 

  ロイター記者の質問:

  ①ジョー・バイデン米大統領ベトナム訪問中、中国が直面している経済的課題のためにその能力が弱まっている可能性があることを考慮し、中国が台湾を侵略するとは考えていないと述べました。これに対する外交部の反応は?

  ②米国とベトナムは二国間関係をアップグレードし、半導体と鉱物に関する協力協定に調印したが、これに対する中国のコメントは?

 

 

  毛寧報道官:最初の質問ですが、台湾は中国の台湾であり、台湾問題は中国の内政問題です。台湾問題の解決は中国人自身が決めることであり、外部からの干渉は許されません。

 

  毛寧報道官:2つ目の質問について、ベトナム側は、中越包括的戦略的パートナーシップの発展がベトナム外交の優先方向であり、ベトナム外交の最優先事項であることを繰り返し強調してきました。 中国側は、国家間の二国間関係の発展は第三者に対して向けられるべきでなく、地域の平和、安定、発展、繁栄を損なうものであってはならないと考えています。

 

  毛寧報道官は、米国がアジア諸国との関係に対処する際、安定、協力、発展を求める地域諸国の共通の声を尊重し、国際関係の基本規範を遵守し、覇権主義と冷戦思想を放棄することを要求すると強調しました。

 

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  台湾問題に対しては、いつも通り『台湾は中国の一部』『台湾問題は中国の内政』を繰り返しています。反論は中国内では報じられませんので、『台湾は中国』が国民に刷り込まれます。

 

  米国とベトナム両国は、米越包括的戦略的パートナーシップに署名し、ベトナムにとって最高レベルのパートナーシップを締結しましたが、毛寧報道官は平静を装っていますが、言葉の端々に警戒感を滲ませています。

 

  日本もベトナムと包括的戦略的パートナーシップを結べば良いのに。


 

参考記事

<百度新聞>拜登称中国不会侵台, 外交部回

https://x.gd/BuHuiQinTai