新型コロナの感染者は、世界中で1億人を超えました。米国は感染者が2800万人以上、死亡者数も50万人と世界最多の感染者数を記録する中、米国内で中国の情報隠蔽に再び非難の声が上がっています。
米国では1月2日に感染者数約30万人と、1日の感染者数として最多を記録して以後は、感染者数は減少傾向にあります。それでも毎日数万人を超える新規感染者が確認されており、米国政府は発生の起源をめぐって中国を追求し続けています。
ジェイク・サリバン米国安全保障担当大統領補佐官は、国家安全保障会議は、米国での新型肺炎の猛威を調査すると述べています。
サリバン大統領補佐官は、中国のような独裁隠蔽国家に対しては、諜報活動が透明性の欠如を攻撃する直接的な役割を果たす、と述べています。
米国政府は、武漢を調査したWHO専門家チームに、中国が十分なデータを提供したとは考えていないと、サリバン大統領補佐官は強調しました。
バイデン大統領が習近平と電話会談した時にも、新型コロナの問題に言及し、世界を守るために、中国を含む全ての国が責任を持って対応する必要があると指摘したといいます。
米国バイデン政権は、WHOの調査は科学者や専門家に任せるべきであり、政府の介入はあってはならないと主張しており、WHO主導の、信頼性があり、オープンで透明性のある国際的な調査を求めています。
バイデン政権は、バイデン大統領が習近平の操り人形と揶揄されていたり、カマラ・ハリス副大統領は「賀錦麗」という中国名を持つほどの親中派ですが、今のところは中国よりの政策はとっていないようです。
いつまで続くんでしょうね。
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参考記事
<徳国之声>近50万人死于新冠肺炎 美再指中国隐瞒数据
http*://bit.ly/3br1ka3