黄大仙の blog

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政治的・経済的要因で減少を続ける在中日本人。

日本メディアの報道によると、在中日本人は10年間減少を続け、ピーク時の15万人から、現在は10万人を割り込む見込みとなっています。

  米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。

広東省仏山市の日本街

  在中日本人は過去20年で最も少なくなっており、その理由は日中関係、新型コロナ感染症の予防と対策、スパイ防止法、中国に進出している日系自動車会社の苦境などに関連していると見られています。

 

  日本の外務省が発表した「海外在留邦人数調査統計」によると、2022年の在中日本人は2021年より5%減少し、102066人になりました。

 

  2023年にも2%以上減少すると仮定すると、在中日本人は2005年に10万人を超えて以来、約20年ぶりに10万人を下回ることになります。

 

  外務省の統計は「在留申告」に基づいており、在留届を提出していない人もいるため、実際の在留者数はもっと多い可能性もありますが、減少傾向が続いていることに変わりはないと思われます。

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  私が初めて中国を仕事で訪れたのは20世紀のことで、工場で日本人は私だけの状態が長く続いていましたので、日本人が10万人を超えたというニュースを聞いた時はなんとなく嬉しかったのを覚えてます。

 

  在中日本人が10年間減少し続けているのは残念ですが、昨今のサプライチェーンの改編のうごきや、米中デカップリングなど政治経済情勢を考えると仕方ないことかもしれません。

deepredrose.hatenablog.com

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参考記事

<自由亜州電台>受政经因素冲击 在华日本人持续减少

https://x.gd/Chapanese