政府発表や情報筋によると、米国のチップ製造装置の対中輸出を制限する最新の規則が見直しの最終段階にあり、バイデン政権が中国に対する制限を間もなく強化する構えです。
米国国営国際放送の美國之音の記事より。
ロイター通信の報道によると、米政府は、今月中に半導体装置と高度な人工知能チップの中国への出荷を制限する規則の更新を行う見込みです。
昨年の10月7日に初めて公表されたこの規制には、今回の更新によって制限が追加され、抜け穴がふさがれます。この規制は中国政府を怒らせ、米中の緊張をさらに煽っています。
米国行政管理予算局は10月4日、「半導体製造プログラムの輸出規制、事業体リストの修正」と題する規則をウェブサイトで公表しました。
この問題に詳しい情報筋は、この投稿が、中国へのチップ製造ツールの出荷に対する予想される制限について言及していると指摘しました。
元米政府高官によると、通常、国務省、国防省、商務省、エネルギー省がその内容に合意するまで、行政管理予算局は輸出管理規則を発行しません。
米国政府は、人工知能に使用されるハイエンド・チップの輸出規制を更新するための付随規則をまだ発表していません。
バイデン政権は、チップ製造ツールの輸出規制とハイエンド・チップの輸出規制とを同時に発表しようとしていると見られています。
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米国が対中半導体規制を強化しようとする動きがあるようです。
もともと半導体規制によって、中国では最先端半導体が作れないはずだったのですが、ファーウェイの最新スマホに規制対象の最先端7ナノテクノロジーが使われていることが明らかになっており、半導体規制に抜け穴があるのでは?と言われています。
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参考記事
<美國之音>美国对芯片工具出口中国的限制即将敲定