英エコノミスト誌は、中国の香港に対する政治的支配が強まり、景気回復も遅れているため、ますます多くの外国人労働者が香港を離れ、香港が国際都市ではなくなっていると指摘する記事を掲載しました。
米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。
記事によれば、ここ数年で約20万人の外国人労働者が香港を離れています。
この傾向を逆転させようと、香港当局は過酷なゼロコロナ政策の停止後、一連の新しいビザ政策を導入しましたが、外国人人材を香港に呼び戻すことには、今のところ失敗しています。
英国で弁護士として訓練を受け、香港で金融アナリストとして働いている駐在員は、「 ..... 香港企業の仕事の大半は今や中国本土に関係するもので、アジアの国際ビジネスの中心地はいまやシンガポールなのです」と語っています。
しかし、英エコノミスト誌の記事は中国人の香港に対する見方が、外国人とは違うことにも触れています。
それによると、多くの中国人は香港で働くことに高い熱意を示し続けています。なぜなら、香港はより自由があり、国際的な雰囲気を持ち、国際的な雇用市場に近いと信じているからです。
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香港が香港で無くなるのは寂しい限りです。香港に滞在していても中国の反スパイ法で捕まる可能性もあるので、香港旅行も気をつけなくはいけません。
参考記事
<自由亜州電台>经济学人:香港变得越来越不像国际城市