黄大仙の blog

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中国が電気自動車価格確約協定を提案、EUの関税引き上げ投票がついに保留に

欧州連合EU)が中国の電気自動車に関税をかける件が一転して悪化しました。中国商務部によると、中国とEUは現地時間19日、ベルギーのEU本部で電気自動車関税に関する協議を行い、双方は引き続き価格約束協定交渉を推進することで合意しました。EU執行委員会の責任者も、協議は「建設的」であり、双方は効果的で世界貿易機関WTO)と両立する解決策を見つけることで合意したと述べました。

  米国に拠点を置き、中国、台湾、香港、マカオの政治、経済、社会、生活、金融などのニュースを世界中の華人向けに発信するメディアの世界新聞網の記事より。

中国とEU、EV追加関税巡り協議継続で合意

  中国商務部によると、EUが中国の価格約束案を受け入れた場合、中国製の電気自動車は最低約束価格を下回らない価格で欧州で販売し続けることができ、相殺関税の賦課が免除されます。

 

  中国の王文濤商務部長は19日午前、EU本部でドンブロフスキスEU執行委員会通商担当委員と会談しました。

 

  商務部のプレスリリースによると、双方は、EUが中国に対して提起した電気自動車に対する相殺関税案件について、包括的かつ綿密で建設的な協議を行いました。

 

  商務部によると、双方は協議を通じて意見の相違を解決する意思を明確に表明し、価格承諾協定に関する交渉を引き続き推進することで合意し、友好的な対話と協議を通じて相互に受け入れ可能な解決策を導き出すことを約束しました。

 

  ただし、商務部は、欧州側が不合理な税制措置の実施を主張する場合、中国は企業の合法的権益を守るために必要な対応を断固として行うと強調しました。

 

  また、ドンブロフスキスは会談後、王文濤と「建設的」な会談を行い、双方が効果的で実現可能、かつWTOと両立する解決策を見出すことで合意したと記しました。

 

  会談後に発表されたニュースでは、EUにおける中国の電気自動車をめぐる争いを解決するための価格承諾の余地が生まれ、会談は好転したようです。

 

  EUは、最終的中国から輸入される電気自動車に関税を課すかどうか、25日に投票する予定です。

 

  可決されると、中国の電気自動車にEUは、35.3%までの関税に加えて、10%の標準輸入関税が賦課されます。関税は11月から5年間にわたって課されます。このため、王文濤商務相がヨーロッパを訪問し、協議していました。

 

  しかし、王文濤がドンブロフスキスと会談する前日の18日に、米メディア『ポリティコ』の欧州版は、当初25日に予定されていた投票日が延期されたと報じました。

 

  王文濤は今回の訪欧で、イタリアやドイツの要人と会談し、貿易摩擦エスカレートさせないために対話と協議で問題を解決するという中国の主張を繰り返し、「最低輸入価格」などの解決策をパッケージで提示しています。

 

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参考記事

<世界新聞網>中提出电动车价格承诺协议 终于暂缓欧盟加税表决

https://x.gd/R3bIZ

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