最近の国をまたいだ世論調査では、様々な国の人々が中国やロシアからのワクチンを信頼していないことが明らかになっています。
米国に拠点を置く国際メディアの自由亜州電台(RFA)の報道によりますと、世論調査会社YouGovが金曜日に発表した世論調査結果では、新型コロナワクチンの接種に、英国やデンマークの人々は積極的に接種したいと答えており、フランスやポーランドの人々は消極的との結果が出ました。
英国とデンマークでは70%以上が、ワクチン接種に積極的だとのことです。
一方ワクチンへの信頼度については、ドイツや米国製のワクチンへの信頼度は高く、中国やロシア製のワクチンへの信頼度は低いという結果が出ています。
中国製のワクチンへの信頼度が低いのは、ブラジルでの臨床試験での有効率が50.38%と、ドイツや米国製のワクチンに比べてかなり低かったことが報じられたり、73種類もの副反応があることが報じられていることが影響していると思われます。
日本の上級国民の方々の中には、密かに中国製ワクチンを輸入して接種していると報じられたと思うのですが、臨床結果はどうなんでしょうね。副反応が気になるのですが情報が全然出てきません。
米国製ワクチンでもノルウェーで29人が接種後に死亡するなど、不安を感じる事例はあるのですが、死亡者全員が高齢者であったことから、中国製ほどには不信感を抱かないようです。
ロシア製ワクチンへの信頼度が低いのは、ロシア政府がフェーズ3臨床試験を経ずに承認したことが原因の一つになっていると思います。ブラジルはロシア製ワクチンの承認申請を却下しています。
中国では一般国民対象の臨床試験が始まっていますが、18歳から59歳までの年齢制限があり、重篤な疾患のある人は接種対象になっていないなど、本当に必要な人に接種できていません。
日本でのワクチン接種は、もう少し先になりそうですが、私の周囲では不安だから接種したく無い人がほとんどです。他人の様子を見てから決めたいようです。あなたの周囲ではどうですか?
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参考記事 *>s
<自由亜州電台>跨国民调显示:民众较不信任中俄疫苗
http*://bit.ly/3o0DIgy
<多維新聞>挪威33名老人接种辉瑞疫苗后死亡 澳大利亚采取行动
http*://bit.ly/35SznWA
新冠肺炎|巴西布坦坦研究所︰疫苗产量取决来自中国科兴生物原料
http*://bit.ly/39EwIko