台湾の行政院主計総処は、2020年の台湾の経済成長率が2.98%になるとの見通しを発表しました。型コロナ感染症の予防に成功したことで、約30年ぶりに中国の経済成長率2.3%を上回りました。
アメリカに拠点を置く華人向けメディアの世界新聞網の報道によりますと、台湾の行政院主計総処は29日、2020年の台湾の経済成長率が2.98%になるとの見通しを発表しました。
昨年第4四半期(10-12月)の経済成長率は4.94%で、好調な輸出や予想を上回る民間消費などにより、11月の予想値を1.66ポイント上回りました。
台湾行政院主計総処の吳佩璇専門委員は、台湾の経済成長率は新型コロナ感染症予防の成功と生産・製造・消費活動の継続があってこそのものであり、先進国の中では最高のパフォーマンスであると述べました。
吳佩璇専門委員は、第4四半期には、海外での台湾人の消費は減少しましたが、台湾国内での消費は増加を続け、台湾株式は過去最高を記録したと指摘しています。
2020年の中国の経済成長率が2.3%だったことも衝撃的でしたが、台湾はそれを上回る2.98%とは驚嘆です。
中国の統計は信用できないと言われていますが、台湾の統計はどうなのでしょう。信用してもいいんですよね。
日本経済は一昨年の消費増税で大打撃を受け、昨年来の新型コロナ不況により経済は破壊されています。このような状況でも財務省は財政出動には消極的だそうです。 本当にこれでいいのでしょうか?
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参考記事 *>s
<世界新聞網>台灣去年GDP成長2.98% 30年來首度超越中國
http*://bit.ly/2Yw2bQo