イギリスも中国のウイグル人権問題に非難し始めました。
香港との犯人引渡し協定の停止を示唆したり、
５G設備からのファーウェイ排除を決めたり、
空母を南シナ海へ派遣することを決定し、
イギリスも中国との対立を深めています。
19日にイギリスBBCで放送された
「アンドリュー・マー・ショー」に、
中国の劉暁明駐英大使が出演し、
ウイグル人らしい人々が目隠しをされて、
列車に乗せられている様子を写したビデオを見せられ、
「これが何かわからない」と苦し紛れの回答をしました。
新型コロナの蔓延により、中国各地が封鎖されたため、
大都市圏の工場で働く農民工が不足し、
代わりに新疆からウイグル人が、各地の工場に送られています。
BBCの番組で劉暁明駐英大使が見せられた動画は、
手枷をつけられ、目隠しをされて、
列車に乗せられる様子を写したもので、
これから中国各地に送られる様子だとされています。
番組はBBCウェブにアップされていました。
http?://www.bbc.com/japanese/video-53465253
（http?の?をsに変えれば見られます）
日本語訳の字幕付きですので、安心してご覧ください。
劉暁明駐英大使は、キャスターに鋭く突っ込まれ、
「大多数のウイグル人は幸福に暮らしており、
中国の少数民族は平等に扱われている。」
懸命に言葉を探しながら回答している様子が見られます。
更に、脅すことも忘れませんでした。
「英国が中国当局者を制裁しようとすれば、中国は断固とした対応をする」
この放送が視聴者に、新疆で起きている中国共産党の人権迫害を、印象付けることに成功したと思いますが、
劉暁明駐英大使が本国に呼び戻されるんじゃないか？
帰国後に家族共々音信不通、行方不明になるのではないか？
そのご。。。。。ではないかと心配になりました。
新疆ウイグルでは強制収容所に、100万人を超えるウイグル人が、拘束されていると噂され、
ウイグル人女性は強制赴任施術を施されたり、漢民族男性と強制的に結婚させられていると噂されています。
このような状況に英国ラーブ外相は、
「吐き気を催すような甚だしい人権侵害が行われているのは、明らかだ」
「深く、深く憂慮している」
と語り、もっと国際社会が注目する必要があると主張しています。
イギリスもアメリカに次いで、中国制裁に動き始めました。
イギリスは5Gネットワークの構築に、
ファーウェイ設備の使用停止を決定し
香港国家安全維持法施行に抗議して、
香港との犯人引渡し条約を停止することを検討しています。
アメリカの制裁に比べると、まだ生ぬるいように見えますが、
南シナ海への空母派遣を決定し、
中国との対決姿勢を明確にしています。
尖閣諸島問題、台湾問題という対外侵攻行為、
見事なくらい周囲と対決姿勢を見せています。
日本も立場を明確にする時期に来ていると思いますが、
日本人は喧嘩の仕方が下手なので、
全面対決か媚び諂うか、両極端しか考えられないのが残念です。
平手打ち一発で相手の目を覚まさせれば、
対立はそこで終了なんですが。。。。。
参考資料 *>s
<美国之音 >英國斥責中國侵害維吾爾人人權 誓言採取制裁行動
http*://bit.ly/2WyVKvl
