江西省南昌市で悲しい事件が起きました。14歳の少年がスマホを取り上げられたことに激怒し、自分の祖父を殺害してしまいました。
江西省南昌市安義県龍津鎮で、14歳の少年が自宅でスマホゲームに夢中になり、祖父がスマホを取り上げたことに激怒して、祖父を殺害する事件が起きました。
夕食の準備ができたので、祖父は少年を呼びましたが、少年は動かずにゲームを続けたため、スマホを取り上げたところ、少年は激怒し祖父を殺害してしまいました。
中国の最新の刑法の規定によれば、12歳以上は刑事責任があり、今回の事件は悪質な殺人であり、非常に重大な犯罪であり、子供だからといって許されるべきものではありません。
中国では近年犯罪の低年齢化が顕著になり、未成年による重大犯罪が増加していますが、少年はすでに14歳であり、「若い」ことは犯罪の言い訳にはなりません。
14歳ならばすでに基本的な価値観や世界観を持っているはずであり、自分が犯した過ちには責任を取らなければならないと記事は指摘しています。
記事では、14歳の少年に責任があるのは当然のこととしながらも、子供の父母にも責任があるとしています。
「子供は白紙の状態で生まれ、親が何を教えるかが子供の人生を左右します。 この子の行動を非難し、この子のゲーム依存症を恨むが、なぜこの子はゲームに巻き込まれてしまうのだろうか。 親の行動とは切っても切れない関係があります。」と記事は主張します。
スマホゲームには問題はないのでしょうか?『子供がスマホゲームに熱中していて、勉強が手につかない』と頭を悩ます親が多いのは、日本も中国も同じです。
ティーンエイジャーの非行や犯罪をゲームの責任にする意見は中国にもありますが、記事ではこの意見は極端すぎると断じています。
ゲームには人々にリラクゼーションをもたらし、ストレスから開放するものや、知識の強化に一定の役割を持つものなど、当然のことながら存在価値があります。
しかし、ゲームにハマってしまい、自分の生活や仕事、勉強に深刻な影響を与えてしまう人がいるのも事実です。
ゲームにハマってしまうのは、ゲーム自体に問題があるのではなく、ゲームをする人の方に問題があるのです。ゲームと自分の生活のバランスをどうとるかを考える必要があります。
ゲームをするかどうかを、自身の自制心によってコントロールすべきであり、それができるように子供を育てるのが親の責任です。
記事を読んだ読者の反応は、
14歳の少年の犯行については、
『14歳になっても大切な人の命を粗末に扱いやがって、彼にとって他人の人生はクソ以下なのだろう! 死刑にすべき!』
『悪魔は地獄じゃなくて、ここにいた』
『親はどう思ってるんだ?』
『まだ子供だから暴力的な法の執行はしないでください、絶対に親はしっかり教育していませんでした! 』
子供のゲームについては
『うちの息子もゲームをしているが、私はプレイ時間を決めている。1回違反したら1週間は遊べないという罰を与えている。ゲームをする前には、すべての宿題が済んでいることを確認している。』
『自分の子供がうまくいっているからといって、他人の子供がうまくいっているわけではない。』
『子供が小さいうちはいうことを聞くけど、15歳くらいになると意見が出てきて親の言うことを聞かなくなるからな』
『テンセントのゲームは人々に不利益を与えている!』
中国の親たちも日本の親と同様に、子供の教育には悩んでるんですね。
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参考記事 *>s
<百度新聞>14岁少年玩游戏不吃饭,手机被夺走后将爷爷杀害,父母也要负责
http*://bit.ly/2LVGjLB
<百度新聞>泪目!14岁青少年手机被夺后将爷爷杀害,警方已介入
http*://bit.ly/39Dbun4
<腾讯网>江西南昌14岁少年玩游戏不吃饭,手机被夺后残忍将爷爷杀害!
http*://bit.ly/3bPO80e