黄大仙の blog

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習近平と李克強との対立激化か 習近平は就任以来最大の危機に遭遇

習近平総書記と李克強首相との衝突は以前から注目されていました。昨年の全人代李克強首相が「中国には月に1000(16千円)しか稼いでいない人が6億人いる」と公言し、習近平氏の「豊かさを目指す」と称した貧困緩和のプロパガンダを叩き壊したことがセンセーショナルでした。

 

  アメリカに拠点を置く中国語放送の希望之聲の報道より。

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  中国の李克強首相は昨年の全人代で「中国には月に1000(16千円)しか稼いでいない人が6億人いる」と公言し、中国の金融メディアが発表した調査では、中国の貧富の格差がさらに明らかになりました。

 

  このことは、習近平総書記の「豊かさを目指す」と称した貧困緩和のプロパガンダを引き裂きました。 

 

  しかしその後、李克強首相が推進した「地摊経済(露店経済)」はすぐに却下され、習近平李克強との対立は白熱していると考える部外者は多くいました。

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  習近平李克強は、中国がこの困難な時期をどう乗り切るべきかについて、まったく異なる見解を持っており、異なる戦略を採用したいと考えて対立しているのではないか考えられています。

 

  習近平が過ちを認めて進路を変えるはずはありませんが、習近平は米中関係を緊張させただけでなく、中国を国際的に孤立させてしまい、 鄧小平の「韜光養晦」という方針に従っていた多くの官僚は、今では習近平に非常に不満を持っていると識者は分析しています。

 

  識者は、習近平は就任以来最も不安定な状態にあり、官僚の不満が吹き出すと習近平にとって大きな脅威となると論じています。

 

  習近平がこれらの不満を一時的に高圧的に弾圧したとしても、これらの人々が将来的に習近平中南海から遠ざけようと考えることを止めることはできないと識者は指摘しています。

 

  中国は外に強敵がいる時には一つにまとまり、敵がいない時には内部抗争を繰り返すと言われます。

 

  米国がトランプ政権からバイデン政権に代わり、中国への圧力が弱まる傾向が強まるにつれ、中国の内部抗争は激しくなるのかもしれません。

 

  年末年始にかけ、習近平が脳動脈瘤の手術のために入院した噂や、脳動脈瘤が破裂して死亡した噂まで出ました。真偽は明らかではありませんが、共産党上層部の統制が取れていないことが疑われます。

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  最近中国は台湾独立派に対して、「戦争」という言葉を明確に使って、対外的に脅しをかけていますが、内部抗争を抑えるために外部に敵を作ろうとしているのかもしれません。

 

  中国内部抗争の情報は、直接外部に漏れてくることは無いと思いますが、中国共産党高官の人事や、国営企業トップの動向にヒントがあることも多いので注視していきたいと思います。

 

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参考記事 *>s

 

<希望之声>台媒:李克强为首 术官僚集体对抗 习近平遇最大危机

http*://bit.ly/2NOHZY7

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