黄大仙の blog

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米国が中国総領事館閉鎖と領事館員の退去を要求 中国は政治的報復と避難

突然アメリカが中国領事館の閉鎖を要求しました。

理由は「知的所有権と個人情報を保護するため」としています。

総領事館では中庭で書類を焼却する姿も撮影され、

24日の閉鎖までに証拠隠滅を図っているようです。

領事館員の退去も要求しており、

米中対立は深まるばかりです。

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閉鎖を要求された総領事館は、

 

テキサス州ヒューストンにある総領事館です。

 

駐ヒューストン総領事館は機能としては、

 

テキサス、ミシシッピなどのアメリカ東南部の8州と、プエルトリコを管轄し、

 

中国領事館閉鎖要求 中国は反撃の準備ができた 人民も支持 米中開戦か?その時日本は? -

在米中国人のための業務や、中国ビザ発給業務などを行っています。

 

アメリカ国内には中国総領事館は多くありますが、

 

何故ヒューストンだけが閉鎖されたのでしょうか?

 

ヒューストン総領事館は、米中国交正常化以後に、

 

中国が米国に建立した最初の総領事館で、

 

米中友好関係の象徴としての意義があります。

 

米中友好関係の象徴を閉鎖するのですから、

 

その意味は明らかです。

 

最近次々と出された対中制裁に比べれば、

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そのダメージは小さいかもしれませんが、

 

精神的には一番大きな制裁だと言えます。

 

アメリカのこの処置に対して、中国も強く反応し、

 

対抗処置として、駐中国の米国総領事館の閉鎖も、検討されているそうです。

 

中国メディアは、米国の行為の分析を行っており、

 

総領事館閉鎖は、政治的な報復処置で、

 

知的所有権と個人情報を保護するため」は言い訳だとしています。

 

今年6月に駐中国の米国大使館員に対する、新型コロナ検査と隔離などの検疫処置について、米中の話し合いが折り合わず、

 

7月に入って、上海と天津の領事館の外交官を輸送するためのチャーター機が、キャンセルされるという出来事がありました。

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この事件に対する報復が、中国総領事館閉鎖だと分析しているのですが、

 

中国国内世論向けに過小評価しているだけだと思います。

 

米中友好関係の象徴の閉鎖は、米中関係はすでに戦争状態にあるとの宣言にも見えます。

 

武力衝突がいつ起きてもおかしくない状況です。

 

尖閣諸島沖ノ鳥島周辺の領海への中国海警船侵入が続く今は、

 

日本も紛争当事国の一つに引き摺り込まれました。

 

日本人も腹を括る時期に来たようです。

 

+++人民日報+++

[原題]<人民日報 >美方要求关闭中国驻休斯敦总领馆 专家:借口拙劣 赤裸裸政治报复

 

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[人民日報海外網722日報]

 

  米国国務院は22日の声明で、中国駐ヒューストン総領事館724日午後4時までに閉鎖するように要求したと述べた。理由は「アメリカの知的所有権と個人情報を保護するため」としている。復旦大学米国研究センター主任呉心伯は、人民日報海外網のインタビューで、アメリカの行為はあからさまな政治的報復で、今から年末まで、米中の緊張関係は更に高まるだろうと指摘した。

 

アメリ総領事館閉鎖の背景を考察する

 

  米国はなぜ中国駐ヒューストン総領事館の閉鎖を要求したのか?呉心伯は二つの理由をあげた。第一に、中国駐ヒューストン総領事館は米中国交正常化以後中国が米国に建立した最初の総領事館で、米中関係の象徴的意義がある。米国側は、この行動を利用して米中関係にダメージを与え、挑発したいと考えている。第二に、中国駐ヒューストン総領事館を閉鎖を検討しているのは、米国の利益に基づいている。米国にある中国の他の総領事館、例えばニューヨークやサンフランシスコなどは、中国とより親密な経済貿易関係があり、人の往来も多いが、ヒューストンを選択しても米国の利益に深刻な損害を与えることはない。

 

  一言で言えば、呉心伯は「アメリカが中国駐ヒューストン総領事館の閉鎖を選択したことは、米中関係に象徴的な衝撃を与えるが、米国の利益を損なうものではない」と指摘した。

 

米国は前例のない動きで総領事館を閉鎖

 

  「米中間で総領事館が閉鎖されたのはこれが初めてである」呉心伯は「米国が中国駐ヒューストン総領事館の閉鎖を要求する行為は非常にまれで。前例のないことである」と考えている。彼は現在の米国の挙動は二国間関係の問題を示しており、米中関係の局所的な矛盾を表しており、中国への報復行動であると指摘した。

 

  更に、総領事館の閉鎖は、二国間関係の背景から分析されなければならない。「少し前から今年の大統領選挙まで、米国は中国に対して絶えず一定の動きと挑発をするはずだが、それらの動きは互いに結びついている。」呉心伯は、総領事館閉鎖の要求は、米国の「反中行動」の一環であり、「我々は、最近米国司法省長官から国防省長官まで全てが中国を攻撃する発言をし、これは世論の攻撃である。世論の前には制裁攻勢があり、米国は今後更に多くの行動を起こすだろう。」と考えている。

 

米国は中国に対してヒステリックになっている

 

  呉心伯は、「米国は中国問題に対してヒステリックになっている」と考えている。22日米国国務院モーガン·オルタガス報道官は声明で、米国は中国駐ヒューストン総領事館の閉鎖を要求するのは、「知的財産権と個人情報を保護」するためであり、米国は「中国が米国主権を新開することを容認」することはできないと述べた。呉心伯の見解では、米国の言う理由はこじつけであり、「知的財産権を保護し、主権を保護するために、総領事館を閉鎖すると言う方法を取ることは不可能である。これは明らかな政治的報復であり、米国は言い訳を見つけたが、それは劣悪な言い訳だ。」

 

  事件が明らかになった後、多くのアメリカメディアは米中関係の状況を憂慮した。ニューヨークタイムズは、米国の中国駐ヒューストン総領事館の閉鎖を要求する方法は、米国政府が対中政策を強化するための最新の動きであると考えている。これに対して呉心伯は、「米国はもっと悪い動きをし、それは米中関係により多くのショックと障害をもたらすだろう。中国は米国が絶え間なく挑発する状況下で、反撃せざるを得ない。」彼はまた、今から年末までに、米中関係は更に緊張が高まり、政治的要求から、トランプ政府及び周囲の極端な強便派も米中関係を損害する機会を掴み、このために中国は対応できるしなくてはならないと注意を促した。

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<人民日報 >美方要求关闭中国驻休斯敦总领馆 专家:借口拙劣 赤裸裸政治报复

http*://bit.ly/2OLC839

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